The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

今できること。まずは焙煎機の改造をば

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とりあえず、spcc(鉄板)で仮に覆ってみました

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全体がわかりにくいですが、下側は大きな穴です

なんとか、ステンレスのハウジングの下側を抜いて、ほとんどのチャフが下に落ちる構造にしました。これで場合によっては、焙煎中でもチャフを早めにブロワーで吹き飛ばしたり、掃除機で吸い取ったりすることもできます。

これまでの実験の中でわかって来たのは、コーヒーの味わいに関する部分でかなりの割合がチャフから生じる煙をどう扱うかに関わっていそうなことです。とにかく、豆から発生した余計な匂いをできる限り、排出しつつ、また余計なこげが発生しないようにしなくてはなりません。まずはチャフを必要以上に高温にしないことが重要で、早く、比較的低温なバーナー横の五徳等に着地させ、焦がさないことが重要と考えたためこの構造に変更しています。

それと、ドラムの周りに金属を巻いて、わずかながら、蓄熱性をアップすることにしました。結局実質的には、いわゆる半熱風により近い形式になり、バーナーからの赤外線が豆に直接作用することはなくなりますが、それと引き換えに、温度センサーの数値を安定させ、焙煎の再現性を高めることを狙っています。

この実験により、赤外線の作用が有用と判断できる場合は、また別の発生源を用意することにしたいと思いますが、今回は安定した焙煎ができることを優先します。

【これまでの実験で赤外線は波長にもよると思いますが、はぜを誘発する性質があるかもしれないこと。それも全体に十分に熱が伝わる前に爆ぜさせてしまうケースがあることがわかっています】

さらにハウジング部分の下部の構造を見直し、外部の冷気が直接入り込みにくい構造に変更します。

ちなみに、排気ファンはすでに強化してあり、パソコン用としてはほとんど最強レベルのものに交換したたため、以前の3倍以上の風量を確保しています。

この状態でファンが安定して回転するところまであげてゆくと、どんどん温度が下がってゆくのでなるべく外気が直接ドラムに入り込まないように調整しなくてはなりません。