The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

本日のディスカバリー 250g連続12バッチ

 本日、注文があって、そのまま勢いで250gを12バッチ行いました。なんだかんだで余熱を入れるとほぼ5時間かかってしまいました。1バッチあたり25分ですね。

ハンドピックしながらの焙煎ということもありましたが、それにしても、本来は1時間あたり、4バッチできてもおかしくないところですから、まだまだ要領を得ていない感じです。

前を心持持ち上げた状態で、今日は豆もこぼれることなく、そのまま20バッチでも行けそうでしたが、保存容器が足りなくなってきて、12バッチで打ち止めとしました。

今の条件だと100gは厳しそうなので、100g単位でもらったサンプルはとりあえず横において、やってみると、なんだか、やっぱり以前の煙突の状態の方がよさそうだったので、250gで行ってみると、理想的な排気のバランスで1ハゼの温度も基本、190度を切ってきて、うまい具合に熱が伝わっている感触があります。

特に最後から3バッチ目のインドネシアは本当に久しぶりに、焙煎直後から、もう絶対間違いがないと、匂いだけで判断できるような仕上がりで今の条件で当面250gずつ煎り続けてみた方がよさそうでした。

ダンパーは1でも充分に熱が伝わっている感じがします。

今回、火力の調整について、少しある、決まりというか、パターンでいってよさそうなことがだんだんつかめてきました。

豆の表面的な色にこだわったり、焙煎の時間にこだわる前に、見るべきポイントがありそうなこと。焙煎の進行を何を頼りにして、何を基準にしてダンパー操作すべきか。火力はどうあるべきかについてです。

厳密にいえば、その時々の火力に合わせた最適なダンパー位置というのはないわけではないんですが、現実的には、単純に豆温度を基準にした方がうまくいくこと。

また適正な排気の強さについても、便宜的に、豆温度を基準にしてよいだろうということがつかめてきました。

特にディスカバリーの場合、焙煎の最初と2はぜ開始以降を除けば、かなりのところ、ドラム内に這いりこむ熱気の温度が反映された値をしめしてくれている上に、窯が小さいので、十分なのでした。

このまま、もう少し数をこなしていけば、なんとかいけそうです。

ただし、この焙煎機深煎りは意外にタフかも。