The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

コーヒー論争その後

今週に入ってまだまだ残っていた新しいパッケージを開けたらしく、そこにはまったく別物のフレーバーが。

一般の方々であっても、これを飲むのかと頭を抱えていたレベルのあるレギュラー粉でしたが、新しい袋を開けると別物。焙煎のムラは簡単には気がつくにくいレベルです。

全体の焙煎度はほぼ同じですし、銘柄も同じですが、こちらは昔からある有名ブランドの商品と比較して目立って劣る点はありません。むしろ開けたてだと、最新ミルで挽いたおかげで結構煎りたて感を連想させるようなフレーバーも漂ってきます。

あえていえば、味の深みみたいなものは控えめで単調ですが、よくいえば飲みやすい。そして淹れ方による味のブレも少なめで好印象。豆のグレードは値段なり僅かに落ちますし、焙煎度も少しだけ控えめ、これをうまく煎りこなしているのはそれはそれで立派な焙煎技術です。

袋を開けて時間が経っていたのもありますが、以前、開けたパッケージは余程のハズレだったんでしょう。

先回と同じようにブレンドしてみてどうなるか試してみましたが、これほとんど印象変わらず。こちらで追加で用意した粉は普通のミルで粉にして数日経っているのもあってそこまで煎り立て感が強く出ることもなく、炭酸ガスの発生も控えめになったので、わざわざブレンドする意味は薄れます。

開封して時間が経った頃に、ちょこっと味変する感じでブレンドしてあげるくらいでちょうど良いと思いました。