The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

コーヒーと鉄分の不健康③

ついでに言いますと、塩分につきましては、普段、WHOの勧告とか厚生労働省の推奨とかまったく気にしていませんで、ラーメンの汁さえ、結構飲み尽くす時は、飲んでしまったりしますけれど、いまだに血圧は深呼吸すれば悪い時でも大体上を120台まで落とすことができます。外出先の病院でもOK。これができないのはかなり強度のストレスにさらされているときだけです。40代の後半に入るまでは、ぴったり100というところまでなんとか落とせたのですが、さすがに今は無理。体調が良くてたまに110を切る程度でしかありません。

健康のためというわけではなく、もともと田舎育ちで食物繊維が多い野菜を摂るようにしてきた(食物繊維の量だけ言ったらたぶん、日本人の平均の2倍以上。)のでナトリウム分は自然に排出されやすいはずですが、なにかの防衛反応がでてきたのか、味噌も醤油も減塩でないとなんだか塩辛く感じてしまうようになったのと、なんか頭の芯が圧迫されているような気分になりまして、これ、なんだかわかりませんけど、やっぱりコーヒーの飲み過ぎでなければ加齢の影響ですかね。実は市販の減塩みそとかでは飽き足らずに、塩分3%以下の味噌を作ってみたりしています。

実は完全な無塩タイプも成功しておりまして、ちゃんと味噌らしい風味も出るんですが、やはり塩気がないと、味噌というより単なる豆のペーストにしか感じませんでした。香りはパン様のイーストを使ったりすれば本当に上等なパンだねみたいな風味も引き出せないこともないんですけど。

たった3%程度の塩分量の味噌でも使いすぎると、たまにちょっと塩辛い。その他の食べ物も使用する塩分を一般の4割程度に抑えて作ってあっても、粉もんとかパンとか少し多めに食べると、塩分(ナトリウム?)アラートが頭の中で鳴り響く感じです。

さらにはコーヒーも一部の浅煎りとかだと、微妙に塩化物の成分を感じて、なんだかかすかに塩辛く感じたりします。それをいえばそばやうどんも茹でる時のお湯の量をケチると相当塩辛い。西洋のパスタも茹でる時に使うのは一般の塩分使用量の3割から4割くらいに抑えないと我慢できなくなってきたり、たまにふやけるのを覚悟で塩抜きで茹でてみたり。

玄米も、健康のためではなくて、むしろ好んで食べているわけですが、そのほかにもいろいろあって、ちょっとめんどくさい。でも仕方がありません。

いつの間にかそうなってしまったのですが、いずれもコーヒー中心で口に入れるもののバランスをとっていった結果かもしれませんのでいまさら、後戻りしようとも思えません。