The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

QMS=お豆のQx焙煎のMx抽出のS

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とあるトーマスのある風景

先日、福岡のミカフェート にいってきました。ついでに地域の名店やらもチラリ訪問。今の自分の立場でどのようなコーヒーをどういうスタイルで提供すべきか、考えたこと。

やはり福岡の土地という条件を考慮に入れると、単純なスペシャリティも深煎りも難しい、とはいえ。時間やお金はかかりそうですが、自分でもやり方次第で北九州または筑豊に合わせたコーヒーのスタイルを確立し、同じ地平線に立てるはず。

おおよその大体の方向性は見えてきたように思います。

まずは、やはり生豆のクオリティを大切にすること。

例えば抽出してから、時間が経って冷めても飲める。1日に何杯も飲める。というわずか2つの条件を満たすだけでも、おのずとある一定レベル以上の生豆のクオリティが必要です。

これについては自分の立場で無理に入手しようとすると偽物をつかまされかねないプレミアム価格帯のものを除いて、自分の立場で入手できる範囲でもっとも品質の高い豆のみを扱おうと思います。

そういった豆を扱う前提ですべてを一から設計しなおそうと思います。すなわち、GREEN QUALITY FIRST

第二に、扱う豆が決まったら、その豆に合わせてふさわしい焙煎を行うこと。これについては、焙煎機の特性に合わせた焙煎を行うつまりマシンに依存する部分と操作する人間の技に依存する部分があります。

BEST ROASTING MACHINE AND ITS METHOD  FOR THE BEANS

第三に最後にコーヒーに仕上げる抽出の段階もちろん重要です。

特に福岡の水や空気そしてお客さんに合わせて抽出するまたは、抽出する環境を提案したり、整える。

BEST BREWING MEANS AND SKILL 

これらの3つの掛け算がうまくいけば、ミカフェート のグランクリュは別格としても、福岡で提供されているプレミアムクリュと同じ次元で語れる場所には到達できるはず。(プレミアムクリュの豆はある程度お金を積んでさらに運がよければ自分の立場でも極少量なら入手できる可能性のあるクラスですが、グランクリュは現時点では非現実的。)

あとはそこまでたどり着くまでどうやってこの場所を維持し、継続して行くかにかかっています。