The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

ひさびさの帰宅 ②

いよいよ、帰宅後1時間少々が過ぎて、運命の抜管のタイミングがやってきました。久々に車椅子から降りて、畳の上に横になると、父の顔はリラックスしたように見えました。

ほどなくして、ドクターがやってこられて、処置をするとすぐに帰られました。父の鼻についていた管は相当太かったので、引き抜く際に相当痛かったに違いありません。結構出血していました。

それでも抜管した痛みと畳の上に横になれた感覚のどちらが優勢だったかはわかりませんが、父の意識ははっきりしてきて、問いかけに対して、比較的はっきりとした反応を示すようになりました。

私や次男が語りかけるとそれなりに、応えてくれます。

最後に、さっき、〇〇(妹の名前)と話したけど、わかったと尋ねると、とても悲しそうな顔をしたので、先ほどのは、夢うつつでわからなかったことがはっきりしました。
そこで、困った、どうしようかと思っていたら、ちょうどなかなか繋がらなかったfacetimeが次男と妹の旦那のアイフォンとの間で通じて、なんとか、再度、テレビ電話で会話することができました。

電話越しだと、妹の側からは分かり難かったかもしれないのですが、父の表情がはっきり緩んだのはわかりました。