The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

コーヒーはフルーツ?

法事で実家に帰省しておりまして、その後の疲れで、いろいろなことが止まっていましたが、なぜか、アクセスは減らないんですね。

ディスカバリーの焙煎に迷って、藁にもすがる思いでやって来られる方が、それなりにいらっしゃるのか。そういえば、先日は初めてドイツからアクセスがあったみたいでしたし。(数は少ないのですけど、たまにNorth Koreaとか)どういう目的で来られているのか、今もって謎です。

今日は、焙煎直後はどうしたものかという印象だった。少し前に焼いたケニア、体が火照ってどうしようもなかったので、アイスにしてのんでみたところ、深めに煎り込んだ割にはなんともいえない果実感が。

こういう感じが出るというのは焙煎そのものはうまくいっている証拠ではありますし、この豆でこれくらい出せれば、ある意味、十分。でも飲む人を選びそうです。

焙煎したての香りを残しつつ、こういうテイストが出せればさらにいいんですが、浅煎りならともかく、一定以上の深煎りだと、どうしてもある程度日にちを置かないと無理かなあと、改めて思います。(100g、200g単位で焼いた豆をさらに1週間、10日置いて出すとか、毎日焼くと容器で部屋が溢れかえってしまいますし、悪夢でしかない)

もう少し、排気の加減をうまくやれば、もっともっと普通に早く出せるようにはなるとは思いますが、そうすると今度は焙煎機そのものがもろ、浅煎りに向いた特性になってしまう。両立は簡単ではなさそうです。

で、いろいろかんがえていたところ、豆電球がピカリと頭の中で光りました。(ただいま準備中)

それから、今のところ、ディスカバリーでいろいろやってみている範囲では煙突のメリットはほとんど感じません。かえって、ダンパー操作の効果が曖昧になってしまったり、ドラフト効果があったとしても、意図したのと真逆に作用したり、不十分だったり、あまり意味がないかも。必要悪とまでいってしまったら、言い過ぎかもしれないのですが。ドラフト効果が意味を持つのはやはり排気ファンを持たないシンプルな焙煎機限定ではないかと最近では思うようになってまいりました。

ダンパー操作自体も意味は確かにある、とはいっても、意図した結果を安定して得るのは、得てして困難。思うようにうまくいっているかどうか、焙煎してからでないとわからないなんて、一歩間違うとオカルトです。

センサをつけて、そういうのに頼らない焙煎がしたい。となると、ディスカバリーのサイズでは難しい(これはいまさらながら、当初思っていた通り。)。

当面は、ディスカバリーを使って、いろいろなテーマでやってみて、その成果を持ってもう少し大きめの焙煎機でやってみたいことはまだまだ山ほどありまして、おおよその方向性が定まったら、なんとかして、もう少し大きなロットで焼かせてもらって、いろいろな方に試してもらえたらと思ってはいます。

これまでのところ、ベストに近い結果の焙煎はほとんど100gでいったものですので、まだまだほとんど試していない150gあたりの焙煎を次回は中心に試してみる予定です。