Coffee Beans Kurochamame

for Dripbags, Coffeemakers and hand-brewing

ニュートラルと中点と豆温度と

フジロイヤルでのローストにはニュートラルという概念があります。

何をもってニュートラルと呼ぶかはさておき。

普段、業務でフジを使うことのない方でも、ディスカバリーなどでローストする際は、投入口に手をかざしている方がほとんどなので、共通言語として通用しているようです。

ニュートラルよりダンパーを絞れば、熱気が出てくる。逆に開けると、外の空気が吸い込まれてゆくのがわかる。その真ん中をニュートラルと。おそらくですが、呼んでいるようです。

取説によるとテストスプーンの入り口で測る場合もあるようです。(たぶんこの方が正当。ディスカバリーは小さすぎて、これが通用しにくいのだと思います。)

確かにドラムの内圧が極端に負圧に触れていても困るし、そうでない場合、排気への空気の流れが滞っていて、本来なら排出しなければならない成分がドラムにこもってしまったり、いいことがないので、おおよそ、適正な排気が行われていることが確認できるということではないかと思います。

でも、これは、焙煎機の設置状態にもよりますが、あまりあてにならないように思います。常に適正な風量が確保される状況であれば、いいのですが、そうでない場合、ニュートラルを基準にしてもうまくいきません。

今回、いろいろやってみて、特に排気が必要以上に利いている場合や逆に弱い場合、ニュートラルに合わせようが合わせまいが、うまくいかないことがはっきりしました。

同じようにダンパーの操作ももともとの設置環境が適正であれば、固定で十分のはず。もともとの風量が過大だとダンパーを絞ったところで、流速が上がってしまって、それなりの風が通って行ってしまいます。逆に風量が足りていない場合は、ダンパーを開けたところで、カバーできないのです。ですから、設置の段階でこの辺りは十分に詰めておく必要があります。

ただし、ダンパー操作にまったく意味がないと言っているわけではありませんし、ニュートラルを確認するのがまったく無駄というわけでもないとは思います。