The Coffee Roaster House

just around five pounds retreat

2022-01-01から1年間の記事一覧

ドリップバッグでの評価 ①

連休中に焙煎したバッチについて、ドリップバッグで再度評価中です。 実際に焙煎直後にドリップバッグにした方がいいか、それともある程度、おいてからドリップバッグにすべきか、これまでの実験では豆や焙煎状態によるという感じで、最終的な結論は出ていな…

12粒の豆を割ってみました

少し浅めの焙煎です。左は見た目で外したもの。右はOKとしたもの。 こちらは蛍光灯モードに切り替えたので全体の色のバランスはとれているように見えますが、かえって細部はわかりにくいかも。伝家の宝刀被写界深度合成がうまく行っていないようで、何枚とっ…

独立排気後の1ハゼの温度

これまであまりなかったのですけれど、独立排気にしてファンの設定を変え、なおかつドラム回転数を上げると、条件によっては一ハゼが180度を切るようになり。175度あたりからハゼ始めるようになりました。 これはもちろん、どちらかといえば、いい傾向です。…

グロテスクかもしれませんけど、割る前は普通の豆でした

お豆のCTを目指す 被写界深度合成を駆使してもこれくらいの範囲しか見渡せません。JPGEの圧縮率が最大なのとピクセル数も落としているのもありますが、一般のカメラとレンズだとこれくらいが限界です。豆全体を見渡すように撮影しつつ細部を見るにはスマホの…

晩春の雷雨ひょうあられ

本日3キロを動かしていましたら、突然雷がなって雨が降ってきたかと思ったら、しばらくしてあられかひょうかという氷の塊があたり一面に散らばっている状態に。 薄い屋根のトタンに跳ね返ってひどい音で何もわからず、深めのシティくらいで止めるつもりのバ…

たっち③!!

いまさらスタイラスペンでタッチ! おまけのようについてきたスタイラスペンが生きていたので充電しながら使ってみました。手の方が早いです。 写真はRORを自分の好きなようにコントロールできるかテストしている状態です。 はっきりいいまして、こんなカー…

照明がカギです

同じような画像ですけど、少しマシなのが出てきました。 わかりにくいですけど、手持ちならでわのブレはこっちの方がだいぶ少ないのです。 先回アップしたのと同じ豆を同じ日に同じ機材で撮ったもので光の条件が違うとこれだけ違って見えてしまいます。今回…

たっち②!!

R103でもたっち!! こういうふうに下げた方が立って操作するにはやりやすいことがわかりました。 いずれはタッチした数字に対応したパラメータがインバータに送られてそのまま設定が変更されるようにしたいと思っていますが、いつになることやら。 よくをい…

たっち!

タッチパネルに対応するにはWindowsを選ぶほかなく 先日ばいぜんした分、ディスカバリーでも3キロでも、なぜかベストバッチだけ記録が全くできていなくて、手掛かりがなく、ばいぜん中の記録方法はまだまだ見直し中です。Windows環境での操作それも新しいPC…

たとえばビーベリーの断面など

新しいマクロレンズを試してみました。 やはり50mmと比べても新しいのはいいですね。倍率は同じなのですけれど、そんなによらなくてもいいので、レンズが影になりにくいし、絞ればそれなりに被写界深度も取れてピントが合うので、手持ちで照明もそのままで、…

お豆のメリーゴーランド ver2.0

www.youtube.com 冷却中も時間を惜しんでハンドピックされる方も多いと思います。 自分の場合はそういうことをすると、めまいがして倒れそうになったり、手を挟みそうになったり、一緒に撹拌バーと回ってしまったりするので、目が回らないように回転速度を調…

なぜだかの緊急停止スイッチ(仮)

www.youtube.com なんの意味があるの?とか、こんなんで実際間に合うの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 でも、ちょうどまんべんなく、並べられる豆の量だと、回さないほうが早く冷えてくれるのです。 もちろん、攪拌モーターは止まっても冷却…

Artisan と豆アライグマ(の漬物)の顛末

Artisanのテーマが意味なく、巨大なボタンを表示することがあって、どうなっているのかとおもっていたんですが、これはどうもタッチパネルを意識したデザインであることが判明して、謎が解けました。 うっかりなぜか手にしてしまったWindowsのノートパソコン…

復活の火 1.5kgでの焙煎

メインとサブのバーナーを連結すると操作は簡便になり、記録も簡単ですが、サブバーナーを単独で操作できないと単なるカロリーの増強効果しかなく、わざわざ付け足した意味は薄れます。 ということで余っていた圧力計を取り出して、別々に操作できるように作…

ふたたび復活の火 New Preheat Protocol

ごちゃごちゃしていたインバータをもともと付いていた操作盤の中に入れ込むことができまして、ドラムモーター用のインバータの放熱版が少し加熱気味なのをケアすればそのまま行けそうでしたので、冷却の方は放っておいて、とりあえず2インバータ で回すこと…

ふたたび復活の日 序章 2

まだ不完全な状態ですが、先日とりあえず9バッチほど連続して焙煎してみまして評価しまし’た。 最初のバッチは200gから。実質予熱はほとんどゼロタイム。投入温度プラス40度の時点ですぐに火を消して、焙煎を開始したため、最初のバッチはさすがに温まり切…

ふたたび復活の日 コンセプト

いろいろやっていて、結構余計なものを買い込んだりもしているのですけれど、そういうものがパズルのようにつながって、やっているうちにほとんど追加の投資なしに。それもほとんど作業も要らず独立排気の連続焙煎体制にできることがわかり、急遽、予定を変…

ふたたび復活の日 序章

本日は連続焙煎に適した体制にして10バッチくらい行こうと意気込んで準備したのですけれど、いきなりの体調不良で継続はできず、今回も試運転のみとなりました。 実は先回(昨日)逆転状態で焙煎していたモーターですが、実際には結束を外して繋ぎ変えれば10…

ふたたび復活の日 

ニュースをみていると、ウクライナの人々をはじめとして世界ではたくさんの人々が苦しんでいるなか、コーヒーなぞ飲んでのんびりしていていいのだろうかと疑問に思ったり、それにとどまらず、焙煎などにこだわったりして時間を使うのは言語道断という気分に…

なぜフジロイヤルにこだわってきたのか ③

実際、フレーバーコーヒーの中川さんと同じレベルの焙煎しようと思ったら、自分にとってはちょっと手が届かないレベルのさまざまなスキルが要求されます。そんなの、無理、という時点で気が付かなければいけなかったのですけれどね。 いずれにしても、日本の…

なぜフジロイヤルにこだわるのか ②

本当のところ、コーヒー好きが百人いれば、百通りの日本一があってもいいし、本来はそうあるべきと思っています。 それでも、自分は日本一の焙煎をしている焙煎者の名前をあげよといわれたら、候補として、一番先の方に上げたいのは、何を隠そう、フレーバー…

なぜにフジロイヤルにこだわるのか ①

先日このブログを見てくださっている方から、第三国の焙煎機について教えてもらって、なんだ、こういうのがあるんだったら、最初からこれを選んでおけばよかったかな、と本気で思ってしまいました。 どうしてフジを選んだのかと言いますと、自分の理想とする…

なんのための珈琲か? What coffee means to me

いろいろあって、数日ほど病院に泊まってきました。 もう長いこと、ハンドピック程度に必要な集中力も持続できない状況がつづいていまして、特に日中、それも午前中はひどくて、いろいろできないことが多く、改善のためにちょっとリスクを取りました。通常、…

たまり醤油のフレーバー

醤油につけた豆を煎るのにディスカバリを使うわけにもいかず、たまたま別件のテーマで用意していた大火力一万キロカロリーコンロで久しぶりに焙煎してみました。 一万キロカロリーの威力はすごい。かれこれ30年ほど前に使っていた六千キロカロリーのコンロと…

日本の調味料といえば、味噌と醤油

いずれも元々の技術は中国からもたらされたものとされています。かの有名な鑑真が生きていた時代の前後あたりでしょうか。豆腐も同時期にもたらされていたと思います。 実は4年ほど前に仕込んだ味噌が4種類ほど、そのままになっておりまして、もうドス黒い外…

コロナ時代の珈琲

コーヒーばかり飲んでいるとコロナにかからない、と言いたいところですが、さすがに1日10杯とか飲んでいると、免疫力には影響するような気がします。 実は先日久しぶりにPCR検査を受けて陰性でした。 ついでに頼んだ抗原検査も陰性。でもこれ抗体検査と勘違…

生豆の漬物 part III

せっかくなので、いくつかのバッチをドリップバッグにして置いておき、試してみました。ドライの香りは特徴的でそれだけでもいいアピールをしてくるのですが、少し冷めた後のアフターがなんとも。 まだまだ実験レベルですね。 今度は浅煎りというより、浅漬…

珈琲豆の漬物を煎る part II

ピークをすぎて、試してみると、ベスト1、2だったはずのバッチは抽出直後のフレーバーがフラットに感じるようになり、入れ替わりにハズレと思っていたバッチの方の中で妙に香水のような香りを感じるバッチが出てきたり。 それこそ、豆の外観も立派で意外にジ…

珈琲豆のお漬物を煎ってみた

予熱準備中に、それぞれ30g、60gで炒ったものを除外して、合計10バッチ分の最終評価を行いました。 ブラインドだったら、どれがどのお酒を使ったものか判別は困難かと思います。葡萄の皮のような特徴的な渋みを感じたバッチも日にちが経つとほとんど目立た…

生豆のお漬物を作る part II

ラムにつけたものをはじめとして、プラムのようなフレーバーがしてきて、なかなかチャーミング。でも実はこれ少し内部の乾燥具合がごくごくわずかにムラになっている可能性が高い。 淹れる時に立ち上がる香りやドライのフレーバーと合わせて、評価するとなか…