いろいろ勘違いしていたところがありまして、とにかくクーラーの効かない条件での焙煎というのは全く別物だということがわかってきました。この夏場の焙煎というのは本当に勝手が違う。特に今実質屋外での焙煎ですからさらに大きな影響があります。バーナー…
厨房の時に買ったコーヒーの本の影響か、フレンチプレス。コーヒーを抽出する方法としては原始的というイメージがあって、一応、日本の名の通っているメーカーのそれなりのものとかは持っていましたけど、たまに使うくらいであまり頻度は多くなかったのです…
テスト用に入手したエルサルバドルを連続焙煎してみていますが、なんだかどのバッチも、またもや昆布のフレーバーがしています。いったいどうなっていることやら。 評価方法を見直した方がよさそうです。 今日はまずまずの天候で温度も30度台までいかないの…
なるべく絞り込んだつもりでも実験予定のオプションの組み合わせをみると、最低でも合計720通りくらいになってしまってどうにも収集がつきそうにありません。 銘柄や焙煎度によって結果が異なる可能性もあることを考慮して、毎回、720通りを試すとなると、た…
使用している新型兵器のシーラー部分が少し怪しくて、きちんとした評価ができているとは言えない状態で一時停止状態でした。今では慣れたのでそのようなことはないのですが、最初の頃は勝手がわからず、豆を挟んだままシールをかけてしまったりしていました…
一晩開封してそれなりに空気に触れる条件において再評価しました。 銘柄はコロンビアです。 1)真空度70%まで引いたもの 最初の一口から甘く穏やかで飲みやすい。ある程度飲みなれた方なら、まさしくコロンビアと納得いただけるバランス。冷めてくるにつれ…
ざっとですが、粉のまま真空引きしたものを再評価してみました。 2日目の評価 やはり50%以上引いたものは全滅に近い。 しかし、昨日評価して、完全には密封せず、粉のままジッパーを閉めた程度にしておいたタンザニアが化けていました。あの、昆布の出汁と…
あるサイトでの計算結果によると、真空到達度、96%の時点で水の沸点は30度切るようです。これは高度4万メーターに相当する気圧です。ということはこの時点ではいくらなんでも引きすぎと思われます。 今回90%まで引いたもの、開封直後はあまり膨らみがなか…
豆を真空引きした分の評価をしてみました。あくまでも開封直後の暫定評価です。 いろいろバリュエーションがありえまして、全部を正当に評価するのは難しいのですけれど、90%引いたものと70%引いたものと、ファーストインプレッションでは。もうほとんど一…
7月に入ってから、焙煎したものをピークまで見届けてから新製法で包装したものを本日評価してみました。 結果は、最終は2週間以上空けて判断するつもりでしたが、粉についてはすでに惨敗。 まるで粉の使用量を3分の1にしたのではないかというレベルの薄さで…
秘密兵器の最重要オプション 実は、想定していた部材の使用量が当初予定した200〜500倍近くに及ぶことがわかってしまいまして、実験程度とはいえ、瞬く間に消費してしまう状況で、この分のランニングコストを抑えないことにはどうにもならないこともあって、…
車もオーバーヒート気味でエアコンがきかなくなったなあ、と思ったら、本当に冷却水が減っていました。 むかし、むかし、がんばれ、ロボコンという特撮番組がありまして、主人公はロボットのくせに、ちょっとがんばるとすぐにオーバーヒートしてダウンしてい…
名前を出すと反感喰らいそうなので、今回は伏せます。 けど、ちょっときっかけがあって、昨日今日と全国ネットのカフェスタイルのコーヒー店でホットをいただきました。 なぜかお互いに本当にそっくりさん。 片や、煎りたて、挽きたて、淹れたての走りで、若…
先日、暑い中焙煎した分を評価してみました。ある程度、火力を増したつもりでも、なぜかもうひとつプッシュが足りない感じ。特に3キロ 釜での焙煎の場合、今回初めて生豆で3キロ突っ込んでみたのですけれど、明らかに火力不足気味。例えば、普段なら最低2kP…
35度超えるとディスカバリーをつけぱなしでもなんだかものたりなく感じたのもあり、梅雨明け記念に3キロを動かすことにしました。 最低4バッチ動かしてみようと思っていましたが、あまりの暑さに室温を測るためにおいていたデジタル湿温度計の表示はHIになっ…
先日のバッチを確認していました。 1)タンザニア 250gでの焙煎 原料の特徴、焙煎の仕方もあるかと思いましたけど、しっかりコンプの出汁感がしています。この辺りはもう少し違ったミルを使って抽出してみると、別のフレーバーに分離して感じられそうです。…
湿度、35% 室温35度という、お豆にとってはほどよい加減かもしれないところで、久しぶりに12バッチ焙煎しました。これくらいの室温になると、冷却完了したタイミングを手触りで判断するのが微妙になってくるので、タイマーに頼るしかありません。 だんだん…
ウィンナーも粗挽き、胡椒も粗挽き。 一時期、粗挽きブームといっていいかわかりませんけど、バブル前後になんでも粗挽きアピールしていた時期があったように思います。 実際、上質のインド(だったかな)の胡椒であったり、それなりに原料が良さげだと、粗…
コーヒー豆を保管していると、ときに豆の体積の数倍にも及ぶのではないかというレベルの二酸化炭素の放出を感じます。 特に、2ハゼ後は。2ハゼ後の豆の状態をブラックホールに例えたことがありますが、宇宙で最も明るい光はブラックホールに巻き込まれる物質…
電動ミルの中で1粒の豆が挽かれて出てくるまでの時間は当然、ミルの機種によって違うと思いますが、ある程度業務用で使われる範囲のものであれば、長くても1から2秒以内でしょう。その時に、どれくらいの温度に達しているでしょう? 自分が最近テスト用とし…
電源が入らないということでしたが、よく見ると断線していて、そこをつないだら、10秒で復帰しました。 ここに気づく前は少し悩みましたが、修理としてはごく簡単なもので、それだけでほとんど機能は回復したのですが、 前オーナーさんがWEBのマニュアル通り…
新しいディティングの807 lab sweetでは刃に冷却機能が備わっているという話で、カットモデルの図面をプロモーションビデオに入っているのを見ていたら、確かに刃の構造の真ん中の部分がターボファンみたいな形をしていて、この空気の流れで冷却しようという…
ちょっと調べていてこんなのを見つけました。 「開封時の香り立ちと抽出時の泡立ちに優れたコーヒー豆及びその提供方法」 製品として出てきているのかはっきりしていませんが、2017年のUCCの特許です。 コーヒーの香りの元は炭酸ガスという考え方なのでしょ…
WBがどうしても追いつけませんが円形の落射照明で撮影 (こちらはダブルのスポットで撮影)写真の説明。センターカットの上の部分に生じている裂け目はハゼの後に発生したと思われる裂け目です。豆の下側の左の豆のお尻の部分にも、この写真ではわかりずらい…
生豆の理想的な保管方法について、どう考えていいか、今更ながら検証する必要性を感じています。ここを突き詰めると、結局生産国までさかのぼらなくてはならなくなりそうですが、やはり入手してからできる限りのことをしようとすればむしろここが原点。結構…
1つのハゼは、ビックバンや恒星の誕生に相当する出来事ではないかと思っているくろちゃまめです。 本当のことをいえば、米だって、麦だって、条件によっては密やかに、大人しく爆ぜます。 機械を使うとポン菓子の製造ができるようにおおよそすべての穀物が…
最新のコーヒーアナライザは、ちゃんと粒度の分布と同時に焙煎度のばらつきの分布が表示されるらしいので、必ずしも、ミクロイドの助けを借りなくても、水平方向x垂直方向合わせたばらつきの分布のおおよその傾向は把握できるようになってきているというこ…
コーヒー豆、1粒の味を確かめることは不可能と言いました。しかしそこで諦めるわけにはいきません。むしろ逆にその内側のミクロの世界に入り込んでみようと思います。 今回はミクロの三勇士(ミクロイドS)になりきって、コーヒー豆の世界を探検してみましょ…
ハンドピックに役立つかな? 以前、撮影したのと同じものを照明の条件とレンズを変えて撮り直してみました。あまり綺麗な写真でなくてごめんなさい。こういう感じで画面で拡大してハンドピックすると裸眼でわかりにくい豆の状態が分かりやすくて、うまくいく…
粉砕前後の扱いがどう影響するかテストするフォーマットをどうしようか現在 少し頭を悩ませています。 通常空気に触れさせたものとそうでないものとを比較するというはこれまでもある程度はやっていることではありました。 しかし普通にやったら、どの段階で…